ご挨拶

2011年06月24日

ご挨拶

 本組合は,平成169月に登記し,今日まで熊本県を始め九州一円の行政機関や関係学術団体などへ,新技術として登録しているiTECS技術,CTSと電磁波レーダ,電磁誘導法などを使った調査技術の説明や理論などの講習会の開催,新設構造物から既存構造物などの調査・診断による健全性評価に取組んできました。今後,建設投資が減少する中にあって,特に既存構造物等の長寿命化が重要になってきます。それらの構造物を非破壊試験によって,その耐久性・安全性評価などを照査検討すると共に,補修・補強方法などを提案して,地域への貢献を果たして行きたいと考えております。

 

 さらに,平成194月から,国土交通省の「微破壊・非破壊試験によるコンクリート構造物の強度測定要領(案)」の4.測定者(測定者要件)の有資格者となる熊本地域講習会を開催し,これまですでに40名以上の測定技術者を輩出しており,今後も継続してまいります。

 

 これから,本研究会は,構造物のライフサイクルコスト等も視野に入れ,更なる技術の開発や最適な技術提案ができる専門化集団として,今後,益々研さんすると共に,地域住民の豊富値の最大化を目指し,取組む決意であります。

協同組合 熊本県構造物診断技術研究会
理事長  池端 秀幸