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2006年03月 過去の記事

微破壊・非破壊試験による強度測定

itecs4.jpg  国土交通省から「微破壊・非破壊試験による新設の構造体コンクリート強度試験」が試行されてますが、協同組合では、iTECS技術協会が実施する講習会を受講した者が6名在籍しております。

非破壊強度試験でお困りのゼネコンさん、いらっしゃいましたら下記までご連絡をお待ちしております。

 

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協同組合 熊本県構造物診断技術研究会
   TEL,FAX:096-365-0240
または、事務局096-365-0112(株式会社大進コンサルタント)
まで、よろしくおねがいします。

 

コンクリートテスター

tester.jpg

技術情報

弾性波を利用したコンクリート構造物の非破壊診断です。コアサンプルによる試験を行わずに、簡単にコンクリートの厚さや内部状況、表面強度(弾性率)指標、コンクリートの強度推定等を算出します。

衝撃弾性波診断方法
iTEC-4を用いてセンサーブロックを測定面に軽く押し付けて打撃するだけの簡単な測定です。
ある程度スムーズなコンクリート表面であれば、表面処理などの特別な処理は必要ありません。

■測定装置(iTECS-4)

itecs4.jpg

測定装置は、インパクター、センサーブロック、アンプ部及び制御用のPCによって構成されます。

インパクターは、質量5gから30gの鋼球でコンクリート表面を打撃します。インパクターは、測定したいコンクリートの厚さにあわせて選択します。センサーとして、加速度計を使用します。加速度計はセンサーブロックにマウントされており、これをコンクリート面に押し付けて測定します。

従来の加速度測定のように加速度計を接着剤でコンクリートの表面に取り付ける必要はなく、より高速での測定が可能です。

■コンクリートの厚さ・内部欠陥の測定

tec01.gif

弾性体の表面に発生した波動は、弾性体の内部に伝搬します。右図のような弾性板では、厚さ方向に多重反射します。

ほとんどの場合、波動は打撃テント観測点の相田で反射を繰り返し、超音波のように入力の周期が短い場合には右図上に示すように周期的な波動が測定されます。しかし、弾性波では波長が長く一般的には入力と反射波、また反射波と次の反射波は重なってしまい、波形信号のみではこの周期を分別することは困難です。

 


そこで、波動の周期性を周波数スペクトル解析によって求め、
D=Vp/2f0
として、厚さDを求めます。ここでVpは、弾性波の伝搬速度、f0は共振周波数です。

tec02.gif

厚さの測定では、測定時間の長さの決定が重要です。iTEC-4では、まず時間窓MEM解析を用いて、打撃してからの時間経過と測定波形の周波数スペクトル密度の関係を求めます。

実構造物のように面積が広く、かつ内部に欠損がない場合には図(c)のようにどの時刻でも構造物の厚さに相当する位置にスペクトルのピークが見られます。ところが、内部に欠陥がある場合には、図(d)のように複数の位置にスペクトルのピークが発生します。

また、部分時間でのスペクトルを見ると、図(e)が得られ、欠陥は大きくないものと判断されます。

■弾性波速度Vpの測定

tec03.gif

弾性波速度は、規定サイズのインパクターで打撃したときの鋼球接触時間によって推定します。鋼球接触時間は、測定対象のコンクリートの弾性率によって異なります。弾性率の高いコンクリートでは鋼球接触時間が短くなり、弾性速度が速くなるという性質があります。

一般に、弾性速度の速いコンクリートは、強度が高いという傾向がありますので、鋼球接触時間からコンクリートの品質を推定することが出来ます。また、コンクリートの浮きや剥離などの判定をリアルタイムで行うことが出来ます。

■電磁波レーダー法

denzi.jpg

マイクロ波帯の電波が媒質中を一定速度で直進し、物体に当たると反射してくる性質を利用して、物体の位置評定をする試験である。

元来、電波はコンクリートや地中内部では通過しないと考えられているが、コンクリートの場合は表面から数十cmのごく浅いところまでは通過可能で、内部にあるコンクリートと異質の物体の位置標定をすることができる。

電磁波を送信アンテナからコンクリート内部に向けて放射する、電磁波はコンクリートと電気的性質の異なる物質、鉄筋、空洞などの表面で反射され、再びコンクリートの表面に戻ってくるので、受信アンテナで受信される、電磁波を送信してから受信するまでの時間を測定することによってかぶり(コンクリートの表面から鉄筋までの距離)が測定できる。

アンテナを移動して鉄筋からの反射波を受信すれば、鉄筋の「位置」が測定できる。

配筋状態及びかぶり測定

 今年から本格運用になりました。
国土交通省所管の新設の橋梁上下部工工事において、配筋状態とかぶりの計測を行わなければなりません。
当研究会でも、(社)日本非破壊検査工業会主催の講習会受講者を備え、検査体制を整えております。

上部工では、電磁誘導法により配筋状態とかぶりを計測します。
ほかにヒルティーからも同様な機器がありますが、測定者の好みによるものでしょうね。

下部工では、電磁波レーダー法により配筋状態とかぶりを計測します。

 詳しくは、http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/13/130518_2_.html

iTECSとは

センサーをコンクリート面にセットし、センサーの近くを鋼球などのにより打撃します。
その打撃によって生じた弾性波が、コンクリート内部を伝搬するのですが、弾性波はコンクリート内部の密度によって伝搬する速度が変化します。また、内部に空洞などが存在すると、その空洞位置で反射する性質があります。
iTECSは、鋼球により人工的に発生させた衝撃により、コンクリート内部を伝搬する弾性波を観測し、弾性波の伝搬時間、反射時間などを測定し、コンクリート表面、内部の状況をコンクリートを壊さないで、検査する装置です。

お問合せ

【組合名】
協同組合熊本県構造物診断技術研究会

【所在地】
〒861-8007
熊本市龍田弓削一丁目2番5号

【事務局】
株式会社長田測量設計

【連絡先】
TEL:096-338-7755
FAX:096-339-7233